2012年12月より山形大学有機エレクトロニクスイノベーションセンター(INOEL)にて産学連携教授として勤務してきましたが、2023年3月に退職いたします。
これまで、シャープ株式会社、山形大学などで蓄積してきた知識、経験、見識などを役立てる機会もまだあるのではないかと考え、2023年2月1日付で「有機デバイスコンサルティング」を開業いたしました。
山形大学でこの10年間、産学連携研究で取り組んできた有機EL、有機太陽電池、フレキシブル技術、ガスバリア技術などを中心に、技術だけでなく、事業も含めた視点でお役に立てればと考えています。
実ビジネスにおいては、異業種との連携が重要になります。シャープ、山形大学で培ってきた経験を活かし、材料、デバイス、装置、解析、最終製品の間を繋ぐサポートなどができればと考えています。
大学卒業以来、40年間、技術者としてさまざまな研究開発に携わり、多くのものを吸収し経験することができたと思います。これからは、それを世の中に還元するという思いで、利益は追求せず、世の中への貢献を第一優先として取り組みたいと思います。